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2024.03.11

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外壁塗装にかけるお金がないときはどうする?対処法や安く抑えるコツを解説

外壁塗装の費用は一回あたり数十万円~百数十万円が相場です。

住宅にとって欠かせないメンテナンスであるとはいえ、
「外壁塗装にかけるお金がない……」
「外壁塗装をしたいけれどお金がないから数年後にしようかな」
など、外壁塗装のお金がなくて困っている方もいるでしょう。

そこで今回は、外壁塗装のお金がないときの対処法や施工費用を安く抑えるコツを解説します。

目次

1 「外壁塗装のお金がない」ときの対処法<

手元にまとまった資金がなくても、方法によっては外壁塗装をできる可能性があります。

ここでは、外壁塗装のお金がないときの対処法を解説します。

1-1 外壁塗装のお金がないときは、リフォームローンを検討してみましょう。リフォームローンとは、住宅の修繕をする際に利用できるローンのことです。

たとえば、施工金額120万円の外壁塗装でリフォームローンを利用した場合をシミュレーションしてみましょう。

施工金額 頭金 借入金額 金利 支払い回数 月々の支払い金額
120万円 50万円 70万円 2.14% 60回 12,312円

このように、リフォームローンを利用すればまとまったお金がなくても外壁塗装ができます。

1‐2 自治体の補助金・助成金を利用する

市区町村によっては、外壁塗装で使える補助金制度を設けているところがあります。

たとえば、兵庫県明石市では「住宅リフォーム助成事業」として、市民が市内の施工業者を利用して20万円以上(税込)のリフォームを実施した場合に、助成対象の工事経費の10%(最高10万円)を補助するという制度がありました。

ただし、2023年度の募集は終了しており、2024年度の募集についてはまだ情報がありません。

このように、住んでいる自治体にとっては、外壁塗装に使える補助金・助成金制度があるため、確認してみましょう。

1‐3 火災保険を申請する

台風による強風や地震などで外壁塗装の補修が必要になった場合は、火災保険を利用できる場合があります。

火災保険が適用されれば、外壁塗装の費用負担を大幅に軽減できます。ただし、火災保険はあくまで自然災害や盗難などによる住宅や家財の損害を補償するものです。そのため、経年劣化で外壁塗装が必要になった場合は適用対象外となります。

火災保険を利用できる可能性がある場合は、保証内容や手続きの手順などを確認して申請を進めるようにしてください。

2 外壁塗装の費用を安くするコツ

リフォームローンや補助金制度を利用できても、外壁塗装に対する自己負担が発生するのは事実です。

そこで、外壁塗装の費用を安く抑えるコツを解説します。

2‐1 相見積もりを取る

外壁塗装の費用を節約する方法の一つは、複数の業者から相見積もりを取ることです。

同じ条件で複数の業者から見積もりをとることで、適正価格を把握しやすくなったり、業者の値引きを引き出しやすくなったりします。

ただし、安さだけで業者を選ぶと、施工品質やサービス面で後悔する可能性があるため、塗料の質や工事の保証期間など、サービスや対応、実績などを総合的にチェックして決めるようにしましょう。

2‐2 閑散期に施工してもらう

外壁塗装には繁忙期と閑散期があります。

業者によっては、閑散期に割引を実施していることがあり、繁忙期よりもお得に外壁塗装ができる可能性があります。

一般的に、冬や梅雨の時期などは外壁塗装の依頼が減少するため、閑散期にあたります。ただし、天候によって工事の質が左右される可能性もあるため、業者とよく相談して決定することが重要です。

2‐3 塗料のグレードを下げる

外壁塗装の塗料にはさまざまなグレードがあり、グレードによって価格や耐久性に大きな差があります。

一般的に、塗料のグレードが高くなるにつれて耐用年数や機能性が向上しますが、それに伴って費用も高くなります。そのため、予算に応じて塗料のグレードを見直すことで、外壁塗装の費用を節約できるでしょう。

ただし、あまりにも低いグレードの塗料を選択すると、塗り替えの頻度が増え結果的にコストがかさむことにもあるため、コストパフォーマンスを意識して塗料選びをしてください。

3 外壁塗装のお金がないときに避けるべき節約方法

費用を抑えつつ、納得できる外壁塗装をしたいと考えるのは当然です。しかし、費用を抑えることだけに注力しすぎると、後悔する可能性があります。

そこで、外壁塗装のお金がないときに避けるべき節約方法を解説します。

3‐1 安さだけで塗料を選ぶ

外壁塗装の塗料を選ぶ際、安さだけを基準に選ぶのは辞めましょう。

安価な塗料を選択することで、施工費用を安く抑えられます。しかし、長期的に見ると、グレードの低い塗料を選んだことによって塗り替えの頻度が増え、結果的に外壁塗装にかかる費用が高くなるケースがあるのです。

安価な塗料は耐久性が低く、短期間で色あせや剥がれが発生する可能性が高いため、表面的のコスト削減は避けるべきでしょう。

3‐2 外壁塗装を先延ばしにする

外壁塗装の費用が足りないという理由で、工事を先延ばしにする方法も避けるべきであるといえます。

外壁塗装の劣化は時間とともに進行するため、放置しても状態がよくなることはありません。むしろ劣化が進行し、大規模な修繕が必要になる可能性があります。

3‐3 DIYで外壁塗装をする

DIYでの外壁塗装は、専門的な技術や知識がない限り避けるべきです。

外壁塗装は単に塗料を塗るだけでなく、適切な下地処理、塗料の選定、均一な塗料の塗布など、専門的な知識や技術が必要です。

きちんと施工できていなければ、塗装の剥がれや色褪せ、外壁の損傷など、今の状態をさらに悪化させることになります。また、外壁塗装は高所作業にあたり、怪我や事故の危険性があることもDIYを避けるべき理由の一つです。

つまり、DIYによる外壁塗装費用の節約は、かえって高額な修復費用や怪我を招くリスクがあるといえるでしょう。

4 まとめ

今回は、外壁塗装にかけるお金がない場合の対処法や費用を抑えるコツなどを解説しました。

手元に外壁塗装の費用ないときは、リフォームローンを利用したり、補助金制度や火災保険の利用を検討したりするのがおすすめです。また、相見積もりを取る、塗料のグレード下げるといった方法で施工費用を抑えることも可能であるため、予算に合う最適な方法を選びましょう。

また、兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装、防水工事を検討されている方は、岡防水工業にご相談ください。弊社は地域密着型で50年の実績をもち、塗装工事の施工件数は10,000棟以上、防水工事は9,000棟以上の施工実績があります。

なお、岡防水工業では、顧客目線のサービスにこだわっており、予算面で不安のある方のご相談にも対応しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。

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岡幸治 / 有限会社岡防水工業 代表取締役
昭和39年より兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている有限会社岡防水工業の代表取締役。
1級建築施工管理技士や1級防水施工技能士等の資格を取得し、外壁塗装業界で20年以上働いています。

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