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2023.06.28

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外壁塗装の見積書から優良業者を見抜くコツは?チェックポイントや注意点を解説

外壁塗装の見積書は書き方が決まっているわけではないので、業者によって表記方法が異なります。さらに、頻繁に経験するものではないため、当然、見積書を目にすることも少なく、とりあえず総額だけを確認する方も多いのではないしょうか。

しかし、契約前にきちんと明細書を確認しておかなかったことが原因で、後にトラブルになることも少なくありません。

そこで今回は、外壁塗装の見積書のチェックポイントや、優良業者を見抜くコツを解説します。これから外壁塗装をされる方はぜひ参考にしてください。

目次

1 外壁塗装で見積書をチェックするとなにがわかる?

「外壁塗装の見積書は、総額だけを見たらいいのでは?」
「業者によって書き方が違うため、比較しようがない……」
など、疑問や悩みを抱えている方も多いでしょう。

しかし、大切な住まいに関わる外壁塗装では、ポイントを押さえて見積書を隅々まで確認しておくことが重要です。いわゆる「良い見積書」では、わかりやすい記載がされている一方、「悪い見積書」はあえてわかりにくい書き方をして、金額を勝手に上乗せしたり、手抜き工事をしたりする可能性が高い傾向にあります。

そのため、ポイント押さえて良い見積書かをチェックできれば、信頼できるサービスを提供する優良業者を見つけることにもつながりやすくなるのです。

2 外壁塗装の見積書のチェックポイント4選

では、さっそく見積書を受け取ったらどのようなポイントを確認すべきか見ていきましょう。

2-1 「一式」という記載がされていないか

工事内容の項目ごとに数量と単価を分けて記載するのではなく、「外壁塗装工事 一式」などと記載して、総額だけしか書いていないのは悪い見積書の代表例です。

項目が記載されていないので、依頼していた内容の工事が勝手に省かれている、勝手に塗料のグレードを変えられているといったトラブルが起こりがちです。また、あえて項目ごとに記載しないことで、業者側にとっては金額を上乗せしやすくなるため、相場に合わない金額を請求される可能性もあります。

どのような作業内容を行うのか、細かく明記されているか確認しましょう。

2-2 塗装面積が平米計算で算出されているか

外壁塗装工事の費用で大きなウエイトを占める塗装工事の項目ですが、塗装面積を「平米(㎡)」計算で算出されているか確認しましょう。

坪数で計算されている見積書も存在しますが、平米計算でないと正しい塗装面積を算出できません。同じ30坪の住宅でも正方形の形をしているのか、長方形、凹凸型をしているのかによって塗装面積が変わります。

坪数で計算されている場合、追加費用がかかったり、塗料が足りなくなって勝手に薄く塗られたりする可能性があるので注意しなければなりません。

2-3 塗料名が記載されているか

塗料を記載する項目において、塗料メーカーと商品名、単価、数量が記載されているか確認しましょう。

たとえば、「シリコン塗料」「オリジナル塗料」とだけ記載されているものには注意してください。メーカーや塗料名が明記されていなければ、他の業者の見積書と比較できなくなります。また、原価が安いものを高い単価で見積もりしている可能性もあるので、曖昧な表記をしている場合は注意しましょう。

2-4 総額が適正価格に近いか

平均的な大きさである30坪2階建ての住宅の外壁塗装を行う場合、70~100万円が相場です。相場の2倍である140~200万円など、あまりにも高額な見積もりを提示された場合は理由を確認する、もしくは相見積もりを取って見積書を比較してみましょう。

もちろん、外壁の状態や選ぶ塗料によって差が出ますが、相場よりも大きくかけ離れている場合は理由を確認することが大切です。

3 外壁塗装の見積書にはどのような項目が含まれる?

「外壁塗装工事 一式」などの表記ではなく、工事内容の項目ごとに数量と単価を分けて記載されているのがいい見積書のポイントであると解説しましたが、具体的には以下の項目が記載されているか確認しましょう。

項目 単価(目安)
仮説足場工事 700円~900円/㎡
飛散防止ネット 100~200円/㎡
高圧洗浄 150~300円/㎡
下塗り 600円~1,000円/㎡
中塗り 600円~2,000円/㎡
上塗り 600円~2,000円/㎡
コーキング処理 500円~1,000円/㎡
付帯塗装 500円~1,500円/㎡
下地補修 500円~1,000円/㎡
諸経費(運搬費や現場管理費など) 総額の10~20%
※単価はあくまで目安であり、外壁の状態や塗料の種類などで差が生じるので参考程度にしてください。

外壁塗装の塗装工程は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回があり、それぞれ項目をわけて記載するのが一般的です。しかし、「塗装工事」とだけ記載されていて塗料メーカーや商品名、数量、単価が記載されていなければ良い見積もりではないでしょう。

また、塗装工事と同様に足場についても「仮設足場工事 一式」とだけ記載されていて、単価や数量が明記されていないといった見積もりはおすすめしません。

なお、こちらで紹介しているのは基本の項目になるので、工程が多すぎたり、少なすぎたりする場合も確認しましょう。外壁の状態などで必要工程が変わる可能性があります。

4 見積りを依頼するときに伝えておくべきこと

これから外壁塗装をしようと検討している方は、見積書の作成を依頼するときに以下のポイントを業者に伝えてみましょう。

●見積書は項目ごとに、数量と単価を明記してほしい
●使用する塗料メーカー・商品名と単価、平米計算で算出した塗装面積を記載してほしい
●見積書作成にかかる日数はどのくらいか

当然のように対応してくれるうえに、見積書の作成がスムーズであれば優良業者である可能性が高いでしょう。反対に、対応が悪かったり、拒否されたりする場合は悪徳業者かもしれません。

大切な住まいを守るためにも、見積書を一つの要素として適正価格かどうか、信頼できる業者かどうかなどを確認するのがおすすめです。

5 まとめ

今回は、外壁塗装の見積書の見方を解説しました。

兵庫県神戸市で外壁・屋根塗装工事・防水工事を検討されている方は、岡防水工業にご相談ください。

弊社は地域密着型で50年の実績をもち、塗装工事の施工件数は10,000棟以上、防水工事は10,000棟以上の施工実績があります。また、現場での丁寧な点検、明朗会計を徹底しています。

見積書についてわからない点があれば、丁寧に説明させていただきますので、初めて外壁・屋根塗装される方も安心です。ぜひお気軽にお問い合わせいただき、見積書をご確認ください。

岡防水工業のこだわりはこちらから

岡幸治 / 有限会社岡防水工業 代表取締役
昭和39年より兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている有限会社岡防水工業の代表取締役。
1級建築施工管理技士や1級防水施工技能士等の資格を取得し、外壁塗装業界で20年以上働いています。

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