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防水工事・外壁塗装コラムBLOG

2025.01.24

防水工事・外壁塗装コラム

雨ばかりでも外壁塗装はできる?雨による影響や追加費用が発生するのかなどを解説

外壁塗装は年間を通して施工可能ですが、梅雨のシーズンなど雨ばかりが続くと施工が進まなくなることがあります。

「そもそも雨ばかりのときに外壁塗装をすると、どんなデメリットがあるの?」
「雨ばかり続くと、追加費用が発生するのかな?」
といった疑問を持っている方も多いでしょう。

そこで今回は、雨ばかりのときに外壁塗装を行うことは可能か、デメリットや追加費用の必要性などを解説します。

目次

1 雨ばかりのときの外壁塗装はどうなる?

結論として、雨ばかりが続くときは外壁塗装ができません。外壁塗装は気温5℃以上、湿度85%以下の環境でしか施工できないため、雨が降ると湿度が高くなって施工できなくなるのです。

また、雨に限らず、雪や強風などの悪天候では外壁塗装作業ができず、工期が遅れることがあります。

ただし、雨といっても完全に作業が止まるわけではなく、実施できる工程もあります。

2 雨ばかりのときに外壁塗装を行うデメリット

外壁塗装を進めるなかで、雨ばかりが続くこともあるでしょう。

ここでは、雨ばかりのときに外壁塗装を行うことのデメリットを解説します。

2-1 工期が長引く

外壁塗装は雨ばかりが続くと施工がストップしてしまうため、その分、工期が長くなります。

とくに梅雨のシーズンなど、雨が続くときはスケジュールの変更が重なり、予定が二転三転することも少なくありません。

一般的な戸建ての外壁塗装の施工期間は7~14日程度ですが、雨ばかりが続いて2~3週間ほどかかることもあります。外壁塗装を終わらせたい時期が決まっている場合は、余裕を持って工事を始めるようにしましょう。

2-2 乾燥に時間がかかる

外壁塗装の塗料は一度塗って終わりではなく、3度塗りを行って仕上げるのが一般的です。

そのため、雨ばかりで湿度が高い状態が続くと、塗料が乾燥するまでに時間がかかり、次の塗装工程に進めなくなります。

乾燥に時間がかかると結果的に工期が長くなる原因となります。

2-3 施工不良につながる

雨の日に塗装作業を行うと塗料に雨水が入り、塗料が薄まって耐用年数が低下したり、性能が発揮できなくなったりする原因となります。

塗料の種類によりますが、外壁塗装の耐用年数は10年以上が期待できるのに対し、雨の日に塗装作業を行って施工不良が発生した場合は1~2年で塗料の剥がれやひび割れが起こる可能性があります。

2-4 作業員の安全が損なわれる

雨の日は足場が濡れて作業環境が悪くなるため、作業員が滑って転んだり、高所から転落したりする危険性が高まります。

外壁塗装は足場を組んで作業を行いますが、濡れた足場は非常に危険です。

雨のときの外壁塗装は、工期が伸びる、施工不良になるだけでなく、作業員の安全が損なわれて大きな怪我や事故につながりやすくなることもデメリットといえるでしょう。

3 雨がばかりの時期に外壁塗装をするときのポイント

いくつかのポイントを押さえておくことで、雨ばかりが続くときでもスムーズに外壁塗装を進めやすくなります。

ここでは、雨ばかりの時期に外壁塗装をするときのポイントを解説します。

3-1 雨ばかりの期間でも進められる作業をする

外壁塗装にはさまざまな工程があり、雨が降ったからといって完全に工事がストップするわけではありません。

たとえば、高圧洗浄や足場の設置・解体などの作業は、雨の日でも作業できます。

工期を長引かせたくない場合は、雨の日でも可能な作業を進めてもらうよう業者と打ち合わせをしておくのがおすすめです。

3-2 事前に天気予報を確認しておく

雨が続くことが予想される場合は、こまめに天気予報を確認して、高圧洗浄や足場の設置・解体など雨の日でもできる作業を行うようにスケジュールを調整しましょう。

雨の日と塗装作業が被らなければ、悪天候が続く場合でも、比較的スムーズに作業を進められます。

3-3 施工不良につながる

雨養生とは、マスカーテープを貼って外壁部分に雨が入ってこないようにするためのものです。

雨養生を行うことで、悪天候でも外壁塗装を進めやすくなりますが、どんな天候でも作業ができるようになるわけではありません。大雨や強風では作業を進められないこともあるため、業者と相談して実施すべきか判断するのがおすすめです。

しかし、雨養生を行う場合は追加費用が必要になることもあるため、事前に確認しておくようにしましょう。

4 雨ばかりで外壁塗装の工期が伸びたら追加費用が発生する?

雨ばかりが続いて外壁塗装の工期が伸びたからといって、追加費用が発生することは基本的にありません。

外壁塗装の費用は、塗装面積をもとに算出されており、作業日数による日割り計算ではないからです。そのため、工期が伸びても、塗装面積が変わらなければ追加費用が発生することはないのです。

なお、30坪2階建ての一般的な戸建ての場合、外壁塗装の工期は7~14日程度が一般的です。雨ばかりが続くことが予想される場合は、2~3週間程度の工期を見込んでおくとよいでしょう。

5 まとめ

今回は、雨ばかりが続くときの外壁塗装について解説しました。

外壁塗装の塗装工程は、気温5℃以下、湿度85%以上では実施できないため、雨ばかりがつづくと工事が中断してしまいます。

しかし、足場の設置・解体や養生など、雨でも進められる工程があるため、雨が降ったからといって完全に工事が止まるわけではありません。

あらかじめ天気予報を確認し、塗装工程と雨の日が被らないよう調整するといった工夫で、外壁塗装をスムーズに進めやすくなります。

なお、兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装工事・防水工事、コーキングのメンテナンスを検討されている方は、岡防水工業にご相談ください。弊社は地域密着型で50年の実績をもち、塗装工事の施工件数は10,000棟以上、防水工事は9,000棟以上の施工実績があります。

岡防水工業では、顧客目線のサービスにこだわっており、初めてリフォーム行う方も不安なく工事を進められるようサポートしておいます。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

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岡幸治 / 有限会社岡防水工業 代表取締役
昭和39年より兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている有限会社岡防水工業の代表取締役。
1級建築施工管理技士や1級防水施工技能士等の資格を取得し、外壁塗装業界で20年以上働いています。岡幸治のその他の外壁塗装・防水工事関連記事はこちら
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