2025.07.14
防水工事・外壁塗装コラム
家の外壁をおしゃれにするアクセントカラーの取り入れ方!場所・色・比率で失敗しない選び方を解説
兵庫県・神戸市・垂水区で塗装の得意な防水やさん!有限会社岡防水工業です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
外壁塗装をご検討中のお客様から、よくいただくご相談のひとつがこちらです。
「1色だと無難すぎるから、2~3色でおしゃれに仕上げたいけれど…どこにどう色を入れたらいいかわからないんです💦」
このようなお悩みが、外壁塗装や屋根塗装の色決めにおいて非常に多いと、実際にお客様と打ち合わせをしていて感じます。
単に色を増やすだけでは、逆にまとまりのない印象になってしまうことも。
せっかくなら、周りの家とは一味違う、おしゃれで個性的な我が家にしたいですよね。
そこで、この記事では、外壁塗装におけるアクセントカラーの選び方から、効果的な取り入れ方まで、長年の経験を持つプロが徹底解説します!
ですので、この記事を上手に活用いただければ、外観はグッとおしゃれに、そして自分らしく演出することができますよ♪
実際にショールームで色決めのお手伝いをしてきた中で感じたリアルなアドバイスや、お客様によくあるお悩みとその解決方法も交えて、「アクセントカラーの取り入れ方」についてじっくりとご紹介いたします!
どこにどう入れる?プロが教えるアクセントカラーの「場所」の選び方
「1色ではなく、2~3色にしたいけどどこにどのようにアクセントカラーを入れたら良いかわからない」というご相談は、ショールームでも非常によくお聞きします。
アクセントカラーを取り入れる際、最も自然でおしゃれに見えるのは、ご自宅の構造を活かすことです。
ご自宅をよく見てみてください。
ベランダが外壁面より出っ張っていたり、玄関周り(玄関ポーチ)が外壁面よりへこんでいたり(インナーポーチと呼ばれます)、1階の上に積み木のように違う構造で2階が作られていたりしませんか?
これらの「出っ張り」や「へこみ」、あるいは「段差」といった構造上の特徴は、まさにアクセントカラーを入れるのに最適な場所なのです。
具体的な例をいくつかご紹介しましょう。
1. 玄関周り(玄関ポーチ・インナーポーチ)にアクセントカラーを入れる
玄関は「家の顔」とも呼ばれる、最も人の目に触れる場所です。
玄関周りにアクセントカラーを入れることで、訪れる人に個性的な印象を与え、住まいの第一印象を格上げすることができます。
特に、外壁面よりへこんでいるインナーポーチは、陰影が生まれやすく、アクセントカラーが非常に映える場所です。
落ち着いた色のメインカラーであれば、少し明るめや深みのある色を入れると、おしゃれなコントラストが生まれます。
2. ベランダやバルコニーにアクセントカラーを入れる
外壁から出っ張っているベランダやバルコニーは、立体感を出すのに最適な場所です。
ベランダの壁面だけをメインカラーと異なる色にするだけで、建物の奥行きが強調され、洗練された印象になります。
モダンな印象にしたいなら落ち着いた暗めの色を、明るい雰囲気にしたいなら鮮やかな色を選ぶと良いでしょう。
3. 幕板(まくいた)にアクセントカラーを入れる
幕板とは、外壁の途中に水平に渡された帯状の装飾材のことです。
この幕板にアクセントカラーを入れることで、建物全体のデザインに引き締め効果をもたらし、横方向への広がりを強調することができます。
特に、1階と2階で外壁の色を切り替える場合に、その境界に幕板を配置し、アクセントカラーを入れると、より自然でまとまりのある印象になります。
4. 外壁の目地の部分で色を切り替える
タイル調やレンガ調など、サイディングによっては、目地部分で色を切り替えることが可能です。
これは非常にテクニカルな方法ですが、外壁に大胆なラインをいれたり、目地を利用して長方形の建物を立体的に見せたり、他にはないオリジナリティあふれる外観を作り出すことができます。
部分的に色を変えることで、単調になりがちな壁面にリズムが生まれます。
5. 1階と2階で色を変える
1階よりも2階部分がせり出していたりするなど、建物の構造が1階と2階で明確に分かれている場合、それぞれの階で異なる色を塗るという方法も非常に人気があります。
例えば、1階を落ち着いた濃い色、2階を明るい色にすることで、安定感と軽快さを両立させたおしゃれな外観になります。
逆に、1階を明るく、2階を濃い色にすることで、モダンでスタイリッシュな印象を与えることも可能です。
6.屋根に取り入れる
下屋(1階の屋根や玄関上の屋根)があるお住まいでは、屋根部分にアクセントカラーを取り入れるのもおすすめです。
メインの外壁色とは異なる色を屋根に持ってくることで、自然なメリハリが生まれ、外観全体に統一感が出ます。
アクセントとして主張しすぎず、バランスよく個性を演出できます。
これらの取り入れ方はあくまで一例です。お客様のご自宅の構造やデザインに合わせて、弊社では最適なアクセントカラーの場所をご提案しています。
どう選ぶ?アクセントカラーの「色」の選び方
「アクセントカラーをどれを選べばいいかわからない」という方も非常に多いです。
色選びは、全体の印象を決定づける重要なステップです。
そんな方には、まず軸となるメインカラー(最も面積の多いカラー)を選んでいただくようアドバイスしています。
1. まずは軸となるメインカラーを決める
外壁塗装において、最も重要なのはメインカラーです。
このメインカラーが、建物の印象の約8割を決めると言っても過言ではありません。
メインカラーは、ご自身の好みはもちろんのこと、周辺の街並みや景観、そして建物のデザインとの調和を考慮して選びましょう。
白、ベージュ、グレーといった淡い色味の中間色は、どのようなアクセントカラーとも相性が良く、飽きがこない定番色です。
一方、黒、茶色、ネイビーといった濃い色は、モダンで重厚感のある印象を与えます。
2. 軸となるカラーが決まったらアクセントカラーを検討する
メインカラーが決まったら、いよいよアクセントカラー選びです。
ここで考えていただきたいのが、「明るい色(白やベージュ)にアクセントを入れるのか、濃い色、暗い色(黒や茶色)にアクセントカラーを入れるのか」という点です。
これによって、住まいの印象は大きく変わります。
- 明るいメインカラー(白・ベージュ系)にアクセントカラーを入れる場合⇩
- どんなアクセントカラーとも馴染みやすく、失敗が少ない組み合わせです。
- 濃いメインカラー(黒・茶色・ネイビー系)にアクセントカラーを入れる場合⇩
- より個性的で存在感のある印象になります。
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メインカラーの系統 演出したい印象 おすすめのアクセントカラー 特徴と効果 明るい色系
(白・ベージュなど)落ち着いた印象 グレー、ブラウン、グリーン系 自然な雰囲気で、上品な仕上がりに。
どんなスタイルにも馴染みやすい定番の組み合わせです。モダンな印象 黒、濃いネイビー 全体が引き締まり、都会的で洗練された印象を与えます。
シャープなコントラストが魅力です。温かい印象 テラコッタ、オレンジ、イエロー系 親しみやすく、明るい雰囲気に。
暖色系の色が建物に活気を与えます。濃い色系
(黒・茶色・ネイビーなど)シャープな印象 白、ライトグレー メインカラーとのコントラストが際立ち、モダンでスタイリッシュな印象を演出します。 重厚感を保ちつつ変化 同系色の濃淡、少し明るめのトーン 全体の一体感を保ちながら、
深みと奥行きのある仕上がりに。
上品な印象を求める方におすすめです。温かみを加えたい 木目調の色、アースカラー(テラコッタ、くすみグリーンなど) 無機質になりがちな濃い色に、
自然な温かみをプラスします。
個性的ながらも落ち着いた雰囲気に。ショールームでお客様と数多く打ち合わせをしている経験上、まずは軸となるカラーを絞ってから、それに合うアクセントカラーを検討していくと、お客様はスムーズに色を決めることができていました。
無限にある色の中からいきなりアクセントカラーを選ぶのは難しいですが、メインカラーという「土台」が決まれば、それに合う色は自然と絞られてくるものです。
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「色の黄金比」はあくまで目安!柔軟な発想で理想の配色を
色の黄金比としてよく言われるのが「ベースカラー:メインカラー:アクセントカラーの比率を7:2.5:0.5」という配色バランスです。
これは、外観全体に統一感と安定感をもたらす、失敗しにくい配色のセオリーです。
しかし、この比率はあくまで一つの目安であり、必ず守らなければならないルールではありません。
建物の形状やデザインによっては、あえてこのセオリーを崩すことで、よりオリジナリティの高いおしゃれな外観に仕上げることができます。
こちらの写真をご覧ください。このお宅では、1階と2階で異なる色を使い、ほぼ1:1の割合で2色を大胆に配置しています。
さらに、幕板や軒天、雨樋といった付帯部にもう1色を使うことで、3色使いながらも非常にバランスよくまとまりのある配色になっています。
このように配色の比率や割合に関係なく、アクセントカラーは取り入れられるのです。
ただ、3色使用する場合の成功のポイントは、3色目の割合を非常に少なくすることです。
面積の大きな1階と2階にそれぞれメインの色を使い、3色目は面積を少な目にすることで、全体のバランスが崩れることなく、メリハリと奥行きのある印象を生み出しています。
3色以上の配色を取り入れたい場合でも、内1色はカラーはあくまで“引き立て役”として控えめに使うのが成功のポイントです。
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特に幕板や玄関まわり、ベランダの出っ張り部分など、建物の構造上「自然に色を切り替えられる箇所」を選ぶことで、より違和感なくアクセントカラーを取り入れることができます。
このように色の比率や割合は気にしすぎず、色の組み合わせやアクセントカラーを取り入れる場所を明確にすることで、洗練された外観への近道となります。
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まとめ
外壁塗装におけるアクセントカラーの取り入れ方は、住まいの個性を際立たせ、より魅力的な外観を作り出すための有効な手段です。
- ・アクセントカラーは、ご自宅の構造(ベランダ、玄関周り、幕板など)を活かして取り入れると自然でおしゃれに見えます。
- ・アクセントカラー選びは、まず軸となるメインカラーを決め、それからアクセントカラーを選んでいくとスムーズです。
- ・色の黄金比率は気にしなくてOK。だが3色目は控えめだとバランスがいいです。
- ただ色を増やすだけでなく、このような段階を踏んでアクセントカラーを取り入れるとハイセンスな外観に✨
- 弊社では、お客様のご自宅に合わせた適切なアドバイスが可能です。
- 色の組み合わせで迷われている方、どこにアクセントカラーを入れたら良いか分からない方、どんな小さなことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください!
- 岡防水工業では豊富な施工事例とカラーシミュレーションを活用しながら、お客様の「理想の色選び」をしっかりサポートいたします!
- お客様の理想の外壁を実現するため、経験豊富なスタッフが全力でサポートさせていただきます。
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