2025.11.09
防水工事・外壁塗装コラム
あなたの家の外壁、本当に塗装は不要ですか?雨漏り・カビ・チョーキングに要注意!神戸市垂水区で行うサイディング外壁の点検と塗装のタイミング
兵庫県・神戸市・垂水区で塗装の得意な防水やさん!有限会社岡防水工業です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます!
みなさんのお家の外壁は「サイディング」ですか?

サイディング外壁は日本の住宅の70%以上で採用されている、とても身近な外壁材です。
たまに「サイディングはメンテナンスフリーだから塗装はいらない」という話を耳にするこもしれませんがそれは大きな誤解💦
放置すると雨漏りや大規模修繕につながる危険性があります。
今回は、創業50年を超える岡防水工業が、サイディングの種類、具体的な劣化サイン、そして適切な外壁塗装を含むメンテナンス方法をプロの視点で徹底解説します。
サイディングの種類と特性:知っておきたい4つの違い
1990年代から急速に普及したサイディングは、デザインが豊富でコストを抑えやすく、施工期間も短いことから外壁材の主流となっています。
しかし、その利便性の裏側で、定期的なメンテナンスが不可欠であることを理解する必要があります。
サイディングボードは大きく4種類に分けられます。それぞれの特性を見ていきましょう。
1. 窯業系サイディング(国内シェアNo.1)

セメント質と繊維質を主原料とするボードで、国内シェアNo.1を誇ります。防火性・遮音性・耐震性に優れているのが大きなメリットです。
しかし、窯業系サイディングの本体には防水性がなく、必ず塗装による保護が必要となります。このタイプの劣化サインとしては、チョーキング(白い粉)、反り、ひび割れ、そして最も重要なシーリングの劣化が挙げられます。
2. 金属系サイディング

ガルバリウム鋼板などの金属板を使用した軽量な外壁材です。
耐久性が高いため、地震時の建物への負担を軽減できるメリットがあります。ただし、サビや接触腐食には注意が必要です。特に沿岸部では劣化が早まることもあります。主な劣化サインはサビ、浮き、剥がれです。
3. 木質系サイディング

天然木の質感を活かした高級感ある外壁材です。
断熱性が高いというメリットがありますが、水や火に弱く、他のサイディングに比べて価格やメンテナンスコストが高い点がデメリットです。劣化サインは、色あせ、腐食、藻やカビの発生などです。
4. 樹脂系サイディング

塩化ビニル樹脂を使用しており、北米ではシェア50%以上を占めます。
雨や湿気に強く、色あせが少ないという大きなメリットがあり、シーリング補修が不要な点も魅力的です。紫外線による劣化には注意が必要で、カビ・藻の付着が劣化サインとなります。
| 種類 | 特徴・メリット | 注意点・劣化サイン |
|---|---|---|
| ① 窯業系サイディング (国内シェアNo.1) |
セメント質と繊維質を主原料とするボードで、国内で最も普及しています。 防火性・遮音性・耐震性に優れ、多くの住宅で採用されています。 |
本体には防水性がないため、塗装による保護が必須です。 劣化サイン:チョーキング(白い粉)、反り、ひび割れ、シーリングの劣化。 |
| ② 金属系サイディング | ガルバリウム鋼板などを使用した軽量な外壁材です。 高耐久で、建物への負担を軽減します。 |
サビや接触腐食に注意が必要です。沿岸部では劣化が早まる傾向があります。 劣化サイン:サビ、浮き、剥がれ。 |
| ③ 木質系サイディング | 天然木の風合いを活かした高級感のある外壁材。 断熱性・デザイン性に優れ、ナチュラルな印象に仕上がります。 |
水や火に弱く、メンテナンスや費用が高めです。 劣化サイン:色あせ、腐食、藻やカビの発生。 |
| ④ 樹脂系サイディング | 塩化ビニル樹脂を使用し、北米ではシェア50%以上。 雨や湿気に強く、色あせが少ないのが特徴です。 シーリング補修が不要なタイプもあります。 |
紫外線による劣化に注意が必要です。 劣化サイン:カビ・藻の付着。 |
サイディング劣化の危険信号!自分の家の状態と見比べるチェックリスト
「まだ大丈夫だろう」と油断していても、外壁は確実に劣化しています。特に以下のサインを見つけたら要注意です⚠️
これらの劣化を放置すると、雨水の浸入 → 雨漏り → サイディングボードの腐食・下地の劣化 → 大規模修繕という最悪のケースに繋がる恐れがあります。
✅白い粉が手につく(チョーキング現象)

これは塗料が紫外線などで分解され、粉状になっている初期の劣化症状です。塗膜の防水・保護機能が失われ始めている重要なサインです。
✅コーキング(シーリング)のひび割れ・剥がれ

サイディングボードの継ぎ目を埋めているシーリング材のひび割れや剥がれは最も危険なサインです。ここから雨水が直接浸入し、ボードの反りや下地の腐食を引き起こします。
✅外壁の色あせ・ツヤの低下

塗膜の寿命が近づいている証拠です。見た目が悪くなるだけでなく、紫外線から外壁材を保護する能力が落ちています。
✅反りや浮き

サイディングボードの裏側に雨水が浸入し、水分を吸って変形している状態です。雨漏りや下地腐食の可能性が非常に高い、緊急性の高い劣化です。
✅カビ・コケ・藻の発生

外壁が常に湿気を含み、塗膜の撥水機能が完全に失われている状態です。美観だけでなく、機能面でも塗り替えが必要な時期が来ています。
| 劣化症状 | 説明 |
|---|---|
| チョーキング | 塗料が紫外線などで粉状になり、防水・保護機能が失われ始めている初期のサインです。 |
| シーリングのひび・剥がれ | 継ぎ目のシーリング材が破損している状態。雨水が浸入し、反りや下地腐食の原因になります。 |
| 色あせ・ツヤ低下 | 塗膜の寿命が近く、紫外線保護能力が落ちている状態です。見た目の悪化も伴います。 |
| 反り・浮き | 雨水が浸入してボードが変形。雨漏りや下地腐食の可能性が高く、緊急性の高い症状です。 |
| カビ・コケ・藻 | 外壁が湿気を含み、撥水機能が失われている状態。美観だけでなく機能面でも塗り替えが必要です。 |
塗り替え・メンテナンスの目安:結局、プロが推奨する時期はいつ?

適切なメンテナンス時期が、家を長持ちさせる鍵✨
専門家が推奨するサイディングのメンテナンスの目安は、築10年前後での外壁塗装(シーリング打ち替え含む)です。
この時期を推奨する最大の理由は、シーリングの寿命にあります。

ほとんどのシーリング材は耐用年数が5~10年程度であり、塗装で保護されていない「露出のまま」では特に寿命が短くなります。
外壁塗装の際に、傷んだシーリングを新しいものに打ち替えることで、外壁全体の耐久性が格段に高まります。

引用先:アステックペイント
また、最近はフッ素・無機塗料などの高耐久塗料を選ぶことで、メンテナンス周期を15年〜20年以上に延ばすことも可能です。費用対効果を考えた塗装プランをご提案します。
まとめ

サイディングは防水の専門家によるメンテナンスが不可欠サイディングは便利でデザイン性の高い外壁材ですが、決してメンテナンスフリーではありません。定期的な点検・塗装・シーリング補修を行うことが、大切な住まいを長く快適に保つための鉄則です。
有限会社岡防水工業
🔵無料点検、適切な塗装プランのご提案、劣化状況に応じた補修を実施
🔵創業50年以上・10,000棟以上の施工実績を持つ防水・外壁塗装・屋根塗装専門店
🔵ヘーベルハウス外装指定工事店としての確かな技術力
「うちの外壁、大丈夫かな?」と思ったら、雨漏り・大規模修繕になる前に、兵庫県・神戸市・垂水区の岡防水工業へお気軽にご相談ください。
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