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2022.10.20

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サイディングの劣化を放置するとどうなる?知っておきたい劣化のサインや補修方法を解説!

一戸建ての住宅で最もよく使用されている外壁材といえば「サイディング」です。

そのため「自宅の外壁材に何が使用されているのかわからない」という方でも、サイディングを使用しているケースが多くあります。サイディングはデザイン性やコストパフォーマンスの高さから人気の外壁材ですが、状態を維持するためにはメンテナンスが欠かせません。

もしサイディングが劣化しているにもかかわらず放置していると、住宅の構造にも悪影響を及ぼす危険性があります。

そこで今回は、サイディングの劣化症状を解説したうえで、どのように補修すべきかを解説します。

目次

1 サイディングとは

サイディングとは、外壁材の種類の一つです。サイディングボードと呼ばれるパネルを外壁に並べて貼り付け、パネルの隙間をコーキングで埋める施工方法です。

一口にサイディングといっても4つの種類があり、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングがあります。

日本サッシ協会が実施する2022年3月版「住宅用建材使用状況調査」によると、一戸建ての住宅で使用される外壁材のなかで「窯業系サイディング」がシェア77.6%を占めています。さらに、4種類を合計すると住宅全体の89.1%がサイディング採用しています。 つまり、ほとんどの住宅がサイディングを使用しているといっても過言ではないのです。

このように、サイディングはデザイン性やコストパフォーマンスの高さから人気ですが、劣化しやすいというデメリットがあります。劣化症状を放置していると家の構造躯体にまで悪影響を及ぼす可能性があるので、定期的なメンテナンスが欠かせません。

2 サイディングの劣化症状

高い採用率を誇るサイディングですが、劣化症状を見つけたらメンテナンスが必要です。

ここでは、サイディングの主な劣化症状を紹介します。

2-1 シーリングのひび割れ

サイディング外壁のなかで、最初に劣化が始まるとされているのがシーリングのひび割れです。

シーリングには、サイディングボードをつなぎ合わせたり、防水機能を維持したりする役割があります。サイディングボード自体に損傷が見られないので軽視しがちですが、コーキングのひび割れから雨水が侵入したり、サイディングボードのひび割れにつながったりするので見つけたら補修するようにしましょう。

2-2 サイディングひび割れ

サイディングボード自体にひび割れが生じているときも、劣化のサインといえます。

幅0.3mm未満のひび割れを「ヘアークラック」、幅3mm以上のひび割れを「構造クラック」といいます。構造クラックが生じているときは今すぐ補修が必要であり、ヘアークラックも放置すると雨水が侵入して内部腐食につながる恐れがある状態です。

ただし、ひび割れの幅を素人が判断するのはむずかしいため、見つけたら業者に確認してもらうのがおすすめです。ヘアークラックの段階で補修すれば、施工費用を安く抑えられます。

2-3 チョーキング

チョーキングとは、外壁を素手で触った時に白い粉が付着する現象のことです。外壁に触れるだけですぐにチェックできるので、見つけやすい劣化症状といえるでしょう。

チョーキングは塗膜の劣化が進行しているサインなので、外壁の塗り直しが必要です。10年に一度のメンテナンスが目安となっています。

2-4 サイディングの反り

サイディングボードが反っている場合は、急いで補修しなければならないと考えましょう。外壁が盛り上がっていたり、ゆがんでいるように見えたりする場合は反りが発生している可能性があります。

一度反ってしまったサイディングボードは元に戻せないため、新しいサイディングボードに張り替える工事が必要です。

3 サイディングの劣化を放置するとどうなる?

外壁の劣化を放置していると、ひび割れた部分から雨水が侵入し、構造躯体に使用している建材を腐らせてしまったり、カビが発生したりする可能性があります。

そして、構造部分が腐敗すると住宅の寿命が短くなるうえ、カビが発生によって室内の空気が汚染されてアレルギー症状を引き起こすケースがあります。つまり、外壁の劣化症状を放置することで、さまざまな二次被害につながる恐れがあるのです。

外壁のメンテナンスには高額な費用がかかるため、できるだけ工事を先延ばしにしたいと考える方も多いでしょう。しかし、劣化症状を放置しても、外壁の状態が回復することはありません。

時間が経過するごとに状態が悪化し、さらに大がかりかつ高額な補修が必要になるので、早めにメンテナンスをするようにしましょう。

4 サイディングの補修はDIY可能?プロに依頼すべき?

サイディングの補修費用を安く抑えるために、自分で施工しようと考える方も多いでしょう。

しかし、サイディングの補修はプロに依頼することをおすすめします。

4-1 サイディングの補修はプロに依頼しよう

一口にサイディングの補修といっても、劣化症状に応じたメンテナンスをしなければなりません。

プロの業者であれば、最適な補修内容を判断し、それに応じて必要な材料を取りそろえたうえで施工してくれます。つまり、精度の高いメンテナンスをするには、専門知識や技術がないと施工するのはむずかしいといえるでしょう。

また、サイディングの補修は基本的に高所作業となります。プロの場合、足場を組んで、万全の体制で施工しますが、自分で施工する場合は脚立で作業をすることになるでしょう。脚立での作業は転落・落下のリスクがあり、取り返しのつかない事故が発生することもあります。

自分自身の身を守るためにも、サイディングの補修は業者に依頼するのが基本だと考えましょう。

4-2 自分で補修するときの注意点

さまざまなリスクを加味したうえで、自分で補修したいと考える方もいるでしょう。

「部分補修」または「シーリングの打ち替え・増し打ち」であれば、自分で補修することも可能です。ただし、脚立を使用せずに届く範囲で、なおかつ劣化の症状が軽く、小範囲の場合に限ります。

基本的にサイディングの補修は業者に依頼することを前提とし、自分で作業をするときはどのようなリスクがあるのかをきちんと知ったうえで判断することが重要です。

5 まとめ

今回はサイディングの補修について解説しました。

安心して暮らせる住まいを維持するために、サイディングの補修は欠かせません。劣化のサインを見極めて、こまめにメンテナンスをしましょう。
また、ひび割れ等の再発を防ぐためにも自分で行うのではなく、プロの業者に依頼をすることをおすすめ致します。

兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装を検討している方は、ぜひ有限会社岡防水工業にご相談ください。有限会社岡防水工業では、半世紀にわたり地域密着型で施工を行っており、豊富な施工実績と専門的なノウハウがあります。

「外壁のメンテナンスを検討しているけれど、何から検討すればいいのかわからない」「できるだけ費用を抑えてメンテナンスをしたい」という方も、まずは気軽にご相談ください。
お客様一人ひとりと向き合い、最適なご提案をいたします。

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岡幸治 / 有限会社岡防水工業 代表取締役
昭和39年より兵庫県神戸市で外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている有限会社岡防水工業の代表取締役。
1級建築施工管理技士や1級防水施工技能士等の資格を取得し、外壁塗装業界で20年以上働いています。

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